入札の結果
破格?で都城方面の業者さんが落札してました。
この管轄の入札は俗に言う最低制限が設定されてません…
いえ…設定しているようですが、私が見る限りでは最低制限以下で失格とういう過去の事例を見つける事ができませんでした。
予定価格は事後公表ですし…
しかし、ドボン(最低制限以下)がないのですから…
積算して現場を知らない人が業者さんに見積を丸投げし…チェックをせずに入札し…
数量に不備があったり見落としてる箇所があっても落札されてしまうのです。
前回のここの管轄も私が積算して入札したのですが
8社入札があり
金額は例えで書きますが
結果は8社中3番手だったのですが…
図面から積算の作業を行った者だけが分かると思います落札金額の有り得なさ…
何だか真面目に積算するのが虚しくなります。
2番手の業者さんと私の金額は僅差(0.8%差)でした…
これには納得出来ます。(例:1000万と992万)
落札業者と2番手の業者さんとは14%離れてるのです。
2番手と8番手(最高額入札)の業者さんで15%差
2番手と7番手の業者さんで7%差
つまり、7%内に6業者が入ってるのです。
2000万の物件で2番手が1860万で入札したとします。
(2000万~1860万の140万内に6業者)
落札業者は約1600万で落札です…
(2番手との差は260万…)
『すいません!積算していない箇所がありました!!』
では済まされないのです。
どういう積算したらそんな金額になるのか…
今回の入札順位はだいたい1ヶ月後に分かるので、自分で積算したのと他業者を見比べて勉強したいと思います。
建設業法に下請業者の保護と有ります。
保護したくとも行政がこういうシステムを行っているのでは無理なのではないでしょうか。
今日は愚痴っぽくて申し訳御座いません。
私は主に民間の御客様を担当させて頂いております。
稀に官公庁管轄の担当をさせて頂く際に部署の方と話すと…
やはり分かってらっしゃるのです…ですが手立てがないのだと…
厳しいご時世ですが、こういう世の中だからこその良いアイデアなどが出てくるのだと思います。
大きく景気が回復する事はないでしょうが、バブルを知らない世代としましては底辺も知らなければ上辺も知りません。
枠にとらわれる事なく自分の可能性を信じて精進してまいりたいと思います。
これからも御指導と御鞭撻のほど、どうぞ宜しく御願い致します。
㈱金山建設 施工人
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